もともと田んぼや畑だった土地は、軟弱地盤であることがほとんどです。
田んぼや畑をつぶして建物を建てる場合は、事前に地盤改良が必要になります。
ただし、従来の工法は農耕地との相性が悪く、問題が起こることが多々あるのです。
従来工法の問題点
農耕地では多くの場合、腐葉土あるいはそれに相当する栄養のある土を使用しています。
腐葉土は、セメントと非常に相性が悪いため、セメントを使用した工法は危険です。
地盤が固まらない | 硬化を確認できない |
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腐葉土とセメントは相性が悪く、腐葉土のなかにセメントを入れてもしっかり固まりません。 地盤も緩すぎるため、打つ手がないことがほとんどです。 |
地盤改良では、使用したセメントが硬化したかどうかはチェックできません。 施工がうまくいったのか確認できないままの状態になる可能性があります。 |
HySPEED工法では、そもそもコンクリートなどの人工資材は一切使用しません。
使うのは天然の砕石のみ。
もともと硬いため腐葉土との相性を気にする必要もなく、軟弱地盤に広がって地盤そのものを固めるため、農耕地でも問題なく施工できます。